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高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No112/2007年2月28日、ブロークン・ジョーとゴミ]


ブロークン・ジョー、なんと冬をいままで越せたようです!

今日知人が村の入り口で顎の壊れた狐を見たそうです、ブロークン・ジョー生きていたんですね。この冬は例年になく暖冬で、その為に気温が下がらずに降雪が 多いのです。

晴れると雲が無いために地表にある熱が全て宇宙に放射されてしまうために(放射冷却)寒くなるわけですが、曇りがちだと零度前後で雪が降ります。 その為に野生動物は餌を探すのが大変だったろうと思いますが、いたるところにネズミから狐、ビーバー、鹿、ムースの足跡が付いているので当たり年なので しょうか。

それにしてもブロークン・ジョーはあの顎で(昨年の春から秋のアルバム参照)どうやって獲物を獲っていたのでしょうか。不思議に思っていたのですが、先日 のフクロウの事とあわせるとたぶんこう言うことかもしれません。

昨年春に村のゴミ収集方法が変更になり、いままでの週2回無料が有料になったわけです。一月に千円くらいだったと思いますが、それ以来以前にも増して村に ゴミが多くなりました。

ということでいたるところでネズミが出るようになり猫を飼っていない家はかなり苦労しているらしいとの話も。そこでフクロウを見かける場所の周りを見ると ゴミの散らかっている家ばかり... ブロークン・ジョーもそのゴミを漁っていたのかもしれませんね。

ゴミ収集といってもただ集めてゴミ捨て場で焼却(ダイオキシン撒き放題ですね)、埋め立てです。リサイクルという考えは全くなく全てを同じ方法で処理して います。

うちはバンクーバー、さらに極北のイエローナイフでも細かく、新聞紙、ダンボール、厚紙、鉄製のカン、アルミ缶、プラスチックなどなど分別してリ サイクルしていたので(生ゴミはずっとミミズコンポーストしています)、こちらでも分別して車一台分最寄のテラスの街(100km)まで持って行ったので すが、町の役場で一番近いリサイクル所はさらに135km離れたプリンス・ルパートだと言われ断念した経緯があります。

カナダのような広い場所だとリサイクルするにしても、集めて大きな街の処理場に持っていくための輸送の問題がありますから、リサイクルすればする ほどお金も公害も増える可能性があります。この辺は難しいですね。イエローナイフは極地ですが品物を運んだ後、街まで帰るのは空ですからそれを利用してリ サイクルが出来たんですね。Good Ideaです。

夕食後ほぼ毎日村を3kmほど散歩するのですが、ゴミだけではなく換金できるポップ缶やビール瓶などが多数落ちています。いつもスーパーのビニー ルを持ち歩いて拾うと直ぐに一杯になります。20本以上ですから毎晩$1(一本5セント)以上ですね、いまトミーが欲しがっている任天堂DSライトが $150なので、半年も散歩すれば買えると言う事でがんばってます。(笑)

でもいったいいつも誰がこんなに缶や瓶を捨てているのかふしぎでなりません。夜中に運転しながら飲んでいるのでしょうか??? なんでみんな拾わないの か、というか何故車から自分の村の中にポイ捨てするのでしょうか?
 
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