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高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No108/2007年2月18日、影響を受けた二人の写真家]


一度床に入ったのだが眠れないので起き出してしまった。忘れないうちにさっきまで思ったことを綴っておこう。

私の場合ビデオの仕事は少しかじっていたが写真は独学。しかもイエローナイフという辺鄙なところで、地元カメラクラブ所属のプロなどに教えてもら う程度だった。インターネットも無かったその頃は日本や他の写真家の作品を見る機会は殆ど無かったのだが、幸運にも周りにスゴイ写真家がいた。

坂本昇久氏 (ネイチャー・フォトグラファー)
1993年にイエローナイフでオーロラ・ツアーの仕事をしている際に知人から電話があった、オーロラの写真を撮っている日本人が居るんだけど会わ ないかと。それがノリさん(坂本氏)だった。その頃イエローナイフには日本人は数人しか年間を通じて住んでいなかったので珍しさもあったのだが、オーロラ の写真を見せてもらって仰天した。ただ単にスゴイとしか言いようが無い。それ以来一緒に撮影に行くこともあるが、一緒になるとほぼ99%は飲みになってし まうのはなぜだろう?

来週2/24から東京新宿のコニカミノルタプラザで企画展を開催するそうです。25日にはスライドトークショーもありますので是非ご参加ください。
詳細はこちらまで:
http://www.auroraphoto.net/

Paul Nicklen (ネイチャー・フォトジャーナリスト)
ポールはヌナブット準州北東部の小さなイヌイットの村で育ったという変った経験を持つ。大学を卒業した後イエローナイフに戻り、北西準州の野生動 物を扱う役所に勤めリサーチをしていたが、動物写真を撮るためにアメリカの写真家に弟子入りする。ポールからは動物の生態については教わることばかり。一 緒に撮影に行ったこともあるが、動物写真は成功することは稀なのでやはり飲みになってしまうのが不思議だ。(笑) 

動物でも特に水中撮影が専門のポールはNHKのテレビ番組「地球!ふしぎ大自然、イッカク」で北極海に潜って撮影する姿を取材されている。ナショナル・ジ オグラフィックでポールの写真を見たことがある方も多いのではないだろうか。
ウェブサイト:
http://www.paulnicklen.com/

イエローナイフはオーロラのみでなく、多くの良い知人を与えてくれた所でもあったと気づいた。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=350439517&owner_id=2954565
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