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高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No074/2006年12月13日、Pentax K10D テスト (超望遠とSR、高ISOのノイズ)]


近辺でフクロウと白鳥が全く目撃されていないので、今日もテストをすることにした。しかしもう直ぐ冬至ということで昼間が短かく午後3時でもかなり薄暗い 上に雪。

野生動物を撮影する際には普通200mmから400mmを使うことが多いのだが、レンズの後ろにテレ・コンバーター(テレコン)を使うことも出来 る。1.4倍や2倍のものがありレンズとカメラの間に合体させると焦点距離がそれぞれ1.4倍と2倍になる。つまり400mmのレンズならそれぞれ 560mmと800mm(!)になるわけだ。その代わり絞りが暗くなりそれぞれ1絞り分と2絞り分暗くなる。テレコン無しで絞りがf5.6だとするとそれ ぞれf8とf11になってしまうのである。

絞りが暗くなると言う事から同じ露出で撮影しようとすればシャッタースピードを遅くして対応するしかない(同じISOで撮るならば)。だから今までテレコ ンは快晴の下または三脚使用の際にしか使うことが出来なかったのだが、SRがあれば使えるだろうかと思いテストした。

トミーから40m離れた位置からテストする。使用レンズは300mm、これに2倍のテレコンをつけたので600mm相当。暗くてピント合わせも大 変だったので設定はISO800、f4(テレコンのためf8相当)、1/60秒、手で持つのはさすがに大変なので1脚使用、または車の窓にレンズを載せ る。

結果10枚連射のうち3枚くらいはほぼブレ無しであった。これだけの確立があれば野生動物にも使えそうである。(写真1、2)

P300-0979

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その後さらに暗くなったのでISO1600でも試してみたが、画像はやはりノイズが多すぎて気になってしまうだろう。(写真3、4)

P300-1039

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他のテストは下記まで。
http://www.blue-moon.ca/digital/K10D_Test.html

http://mixi.jp/view_album.pl?id=999381
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