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高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No047/2006年10月5日、中秋の名月前夜]

昼間で 降っていた雨が止み午後から晴れだした。
明日は中秋の名月ということで、NRのテスト(またかい)をかねて、月の動きの観察をしている。

データを載せるので、明日(日本では今夜)の夜晴れていたら是非試してmixiにアップしてみよう!
今の時点で月の大きさは98%、明日の満月でも露出は同じと考えても良いだろう。

一枚目は山の上から顔を出したお月様。雲に隠れています。雲の雰囲気を出すためにお月様には露出オーバーで化粧をしてもらいました。

P109-4802

<データ>
カメラ: Pentax *istD
レンズ: SMC-FA 645 400mmF5.6
(中判カメラ用レンズにAdapter K for 645 Lensをかましてあります)
ISO: 200
絞り: F8
露光: 1.5秒
記録方式: RAW


二枚目は上の写真のあと直ぐ、月に露出を合せて撮ったもの。そのままだと面白くないので3枚を5分おきに多重露光してみる。カメラ内で多重露光ができるの が*istDの良いところ。後継機のK10Dにもこの機能は付いてくる。

P109-4816

<データ>
カメラ: Pentax *istD
レンズ: SMC-FA 645 400mmF5.6
(中判カメラ用レンズにAdapter K for 645 Lensをかましてあります)
ISO: 200
絞り: F8
露光: 1/350秒
3重露光(5分おき)
記録方式: RAW


三枚目、上の写真との比較と、NR(長時間露光ノイズ・リダクション)テスト。10分間バルブで露光するとどうなるか?
P109-4818

<データ>
カメラ: Pentax *istD
レンズ: SMC-FA 645 400mmF5.6
(中判カメラ用レンズにAdapter K for 645 Lensをかましてあります)
ISO: 200
絞り: F45
露光: 600.7秒(約10分)
記録方式: RAW


今も外では他のレンズでテスト中、後でまたアップします。


4枚目は別のレンズを使ってみたのですが、薄い雲が出始めてしまい、露光中に何度も雲が月を横切ったためずいぶんと感じの異なるものになってしまいまし た。

P109-6900

<データ>
カメラ: Pentax *istD
レンズ: SMC-FA 100mm F2.8 Macro
ISO: 200
絞り: F32
露光: 1,200.8秒(約20分)
記録方式: RAW


5枚目が最後、5分おきに撮れるだけと思ったのですが、7回目を撮ったところですでに雲が厚く同じ露出ではまったく写りませんでした。6回目の月も雲のた めに薄くなっています。

P109-6906

<データ>
カメラ: Pentax *istD
レンズ: SMC-FA 100mm F2.8 Macro
ISO: 200
絞り: F5.6
露光: 1/1,500秒
多重露光(5分おき)
記録方式: RAW


<K10D情報>
英国ペンタックスのサイトに待望の作例が出ました!
http://www.pentax.co.uk/_uk/photo/products/index.php?cameras&gruppe=digital%20slr&produkt=19095&id=bilder
JPGの画像のみですが、カメラ内現像のJPGでこれだけ(羊の画像は暗いところから空までのように)の諧調があるのならRAWがかなり期待でき ますね。渋い感じの画像から、昔のコダクロームが連想されます。設定でベルビアのようにもできるのでしょうが。髪の毛や腕の産毛までくっきりと見えるのは SR(手ぶれ防止機能)と新たなCCDの恩恵でしょうか。
NRは実際にテストしないと分からないですね...

http://mixi.jp/view_album.pl?id=796817
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