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高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No042/2006年9月8日、樹上のコグマ]

息子を学 校に迎えに行った帰り、少し遠回りしていつもランニングしていた道路(ベア・トレイルと呼んでいる)によってみた。

最近は一週間に一度くらいしか見かけることがないので、取敢えずということだったのだが、息子が「いた〜」と叫ぶ。日本語なのがおかしかったのだが、私に は全く見当がつかない。車を止めどこか聞くと、なんと樹の上15mくらいのところにコグマがいるではないか。

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数分眺めていたのだが周りにハハグマの気配はない。これはこの夏に殺されてしまったハハグマの子なのであろう。どのような経緯で撃ち殺されてしまったのか 分からないのだが、RCMP(カナダ王室騎馬警察)が管轄だったので何らかのことがあったのであろうが...

家まで機材を取りに行き、1分半くらいで戻るとまだ樹の上で周りを眺めていた。クマのプーさんの一カットを見ているようである。撮影を始めると何 か感じたのか、樹を降りてしまった。が、直ぐにまた昇り始めこちらを伺っている。人間に対してどう対応して良いのか母親に教えてもらっていなかったのか。

何度か昇ったり降りたりした後に、雨が土砂降りになってしまいそのまま森の奥に消えていった。

でも、母親のいない1〜2歳のコグマは一人で冬を過ごせるのだろうか?

P.S. 息子によると、今日学校の校庭でブロークン・ジョーが走っていたとのことです。また明日から性懲りもなくサーモン氷河に行って来ます。

<追記>
コグマが「どうしよう、どうしよう」と上に行ったり、こちらを向いたりしているGIFアニメーションを作ってみました。

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http://mixi.jp/view_album.pl?id=720289

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