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高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No036/2006年7月下旬、カナダ大西洋岸の野生動物]

7月17 日から一週間、カナダ大西洋岸のノバスコシア州とニューファウンドランド州を旅した。

ノバスコシア州北部のシドニーまで飛んでレンタカーを借りた。この車が一週間の宿及びオフィスになる。ノース・シドニーの港からカー・フェリーに 乗りニューファンドランド州のポート・オー・バスクスまで6時間、一路最北端まで走りながらロケハンをする。帰りもこの道を通るために途中インフォメー ション・センターで情報収集する。

最北端のランシー・オー・メドウズは千年前にバイキングがグリーンランドからやってきたところ、いまはこじんまりとした漁港であった。午前1時過 ぎに現地に到着、暗闇のなか途中30分の間にムース(ヘラジカ)を9頭見る。知らなかったのだが、この辺りはカナダで最もムースが密集しているところだそ うだ。

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今回の旅の一番の目的は氷山を見ることだったのだが、今年は暖冬だったことと、最近熱波があったことでみな融けてなくなってしまったと言う。この辺りは氷 山の墓地と呼ばれるほどで、グリーンランドから2〜3年かけて流れ着くのだが、6月が一番多く見られるらしい。

第二の目的がパフィン(ツノメドリ)を撮影すること。てっきり北の海岸で見られると思っていたのだが、この鳥はニューファンドランド州都のセン ト・ジョーンズの南に密集しているという。千キロ近く離れた南東に位置するので今回は諦めたのだが、またカー・フェリーに乗って南のノバスコシア州に戻る と、シドニー北西のバード・アイランズで見られることを発見。ボート・ツアーに参加したのだが、揺れる船体から崖の上に居るパフィンはとても撮影できな かった。またパフィンは鳩ほどの大きさで想像ではペンギンの大きさを考えていたので豆粒程度にしか見ることがかなわなかった。

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カナダ中いたるところに居る、魚を取るのがとても上手なオスプレイ(ミサゴ)が子育てしていたので、ゆっくりとツガイが巣に戻ってくるところが観察できた のはおまけであった。

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http://mixi.jp/view_album.pl?id=604372

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